私にとって化粧水は「どうでもよい」ものであり、同時に「すごく重要」なもの。私は、スキンケアのなかでも、水溶性のお手入れをものすごく重視しています。お肌自身が潤っていなければ、その後に塗るものの効果が半減しますし、何をおいても水分量が整うことがアンチエイジングの第一歩だからです。で、ます、なぜ化粧水が「どうでもよい」かというと……結局水でしょ!ということに尽きます。3000円と1万円の化粧水が2本あったとします。無料でくれるとしたらあなたならどちらを選びますか?やっぱり1万円のほうですよね。以前の私なら絶対に1万円の化粧水を選択していたと思います。でも、今は3000円。昔、私は「一本1万2000円の化粧水を愛用していたのですが、きっかけになっだのは、コスメカウンターの美容部員の、「美意識の高いお客様は、やはりこちらの1万2000円の化粧水を選ばれますね〜」という販売トークでした。むむ、美意識の高い方?当然、自分は「美意識が高い」女性と認識していた私。だから美容部員にそんなふうに言われたら買うしかないじやないですか!でも、たしかに美意識は高い私ですけれども、ぶっちゃけ、日々使う量はセコイ庶民なんです。3000円や4000円ぐらいの化粧水なら1ヵ月で使い切るほどバシャバシャ肌につけられますが、1万円を超えると、元来ケチな性分が邪魔して、極力2ヵ月もたせようと、チビチビ使ってしまうんですよね……。化粧水をつける目的は、なんといっでもお肌に水分を補給すること。それによって、後からのせる美容液やクリームの栄養成分が浸透する道もできます。保湿には乳液やクリーム、と思っている方は多いと思います。たしかに乳液やクリームなどを塗ると、肌が潤ったように感じます。でも、これは実際に肌が潤っているんじやないんです。肌の最上層にある角質層の表面は皮脂の膜でおおわれています。この膜には、肌の内部の水分が蒸発するのを防ぐ働きがあります。乳液やクリームを塗ったときも、同じように油の膜ができるのですが、もともと乾燥状態のお肌に油の膜がバッチリ張られてしまうと、肌は空気中の湿気を吸収できなくなってますます乾燥してしまいます。それでは肌機能としてマズいので、肌の奥の真皮層の水分が表皮に集まってきます。なので、一瞬は潤ったような気がするのですが、実は中はスカスカ。人間の肌細胞は凹歳を過ぎるとどんどん潤いが失われ、乾燥が進んでいきます。そんなお肌に、手っ取り早く水分を与えられるのは、何をおいてもまず化粧水なんです。でも、少量の化粧水をパシャッとつけたぐらいでは、お肌はスポンジのように水分を吸収してためこんではくれません。なぜなら、角質層には、外界からの刺激物質や細菌をシャットアウトするバリア機能が備わっているからです。たとえ1万円の化粧水でも、そんな強力な機能で守bれているところへちょっとパシャッとしたぐらいでは、潤い効果はほとんど期待できません。それを知ってからは、私は化粧水なら迷わす安いものと決め、バシャバシャ使用するようにしています。