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写真館で撮る見合い写真は、かえって新鮮

もし、見合い写具を用意するなら、未知の人への第一印象となるものですから、自分らしさが表われているものを、自分で選び、日頃から用意しておきたいものです。ところで、ひと口に見合い写真といっても、スナップをというのがひと頃の流行でしたが、最近では、写真館で撮ったもののほうがかえって新鮮さがあると好評のようです。ただ、何が何でも見合い用ということではなく、誕生日、成人式、卒業式などの機会を利用してプロに撮ってもらえばよいでしょう。一方、スナップを見合い用にする場合には、いかに自然体が売り物とはいえ、ふざけていたり、特殊すぎていたりというのも要注意です。節度あるなかで用意したいものです。また、一度豪華な大振袖のカラーの見合い写具を見たことがあります。すばらしい衣装でしたが、その娘さんの印象はなぜかきわめて薄かったのです。見合い写真は、振袖や訪問着でなければいけないというきまりはありません。着なれない装いでカチカチになった写真では、人間としての魅力が失われてしまいます。ですから和服で見合い写真を撮るときは、そのときだけ和服を着るようなことをせず、二、三ヵ月前から何回か着て、からだに慣らしておくことです。きものに着られると表情かかたくなってしまいます。そうして撮った見合い写真にはスナップ写真を一、二枚添えれば、日常の生活が先方にわかって好感が持たれます。見合い写真が和服なら、スナップは洋服がよいでしょう。