エイジングケア化粧品産業が日本経済に果たしてきた役割の中でもマーケティングの視点から経済活動を支え、また発展させてきた点で多大な貢献があったといえよう。二一世紀まで残すところ数年となった。現在日本企業はバブル経済の崩壊後、リストラ、リエンジニアリングにより、企業活動の方向転換を図りながら平成不況を乗り越えようとしてきた。これまでのマーケティング的アプローチから視点を変えて、さらに大きな方向すなわち経営戦略的角度からエイジングケア化粧品産業、なかでもそのトップ企業である資生堂の企業活動について論じ、まとめることで、私が主張する「二一世紀型企業バリュアブル・カンパニー(価値ある企業)」」をめざして進化する第一歩としてのインプリケーションを提起したい。」
[注目サイト]
エイジングケアについて
http://www.pola.co.jp/agingcare/
ここで「バリュアブル・カンパニー」について明らかにしておかなければならないが、企業の価値は(1)売上・利益、シェアなどの「経済価値」に加えて、(2)自由間達な組織風土、社員の自己実現、社員への情報ネットワークの確立など「従業員満足価値」、(3)顧客満足、社会貢献活動、メセナ活動、地球環境への対応など社会に開かれた企業としての「社会価値」が重要であり、その三つの価値のバランスがとれた企業、即ち「トライ・バリュー(三つの価値)の調和」がなされた企業が真に価値のある企業である。