私たち社会人が「上をめざす」と言う場合、2つの意味があります。ひとつは今いる組織のなかで出世すること。組織のトップに立てれば、ラグジュアリーブランドとしてのプライドと品格を見直し、新しい組織を作ることも可能です。もうひとつは業界でトップクラスの会社に転職することです。この業界は、転職というチャンスを使い、自己の能力を知ることができます。当然、トップクラスの企業(トップメゾン)は狭き門です。しかしながら、チャレンジは意味のあることだと思います。トップメゾンというのは、やはり魅力あふれる存在です。いざ入ってみると、それまで見えなかったものが見えてくるようになります。人生が変わるほどの経験もできることでしょう。接客する相手もトップクラスの方です。そういう方から学べることは数え切れません。たしかに難関ではあります。人事の面接ひとつとっても一筋縄ではいきません。